なんでやねん

26歳、ベンチャー勤務、歌好き

"あっ"という間に「ショートカット」「関数」を身に着けるエクセル勉強法

PCを使った仕事をしている方なら、避けて通れないのがエクセル。ショートカット・関数を「使いこなせる人」と「そうでない人」では業務効率が格段に違う。例えば、Ctrl+Dという、「上のセルをコピー」というショートカットがある。いちいちコピー&ペーストを行うのに比べて、数秒の短縮が見込める。数秒の違いも、繰り返しの作業だと数時間の差となる。この差が結構バカにならない。

 

この記事の対象

下記の方に広く読んでいただきたい。

  • これから初めてエクセルを学ぶ方。
  • これまでエクセルに苦手意識を持っていた方。
  • 部下ができ、エクセルを教える立場にある方。

基本的な学習方針

基本的な学習方針は、

  • ステップ1:「エクセルでできることの全体像」を、短時間でインプット。
  • ステップ2:仕事で「『あの関数』使えそう!」と思い出せる状態を構築。
  • ステップ3:逆引き辞典を駆使し、実際に関数を繰り返し利用。体で覚える。

の3ステップ。これらを、最速で学習する方法を紹介する。

1.ショートカット・関数の動画を倍速で見る。

「エクセルでできること」の全体像をつかむのが目的動画は、視覚的に記憶に残る。短期で、ポイントを絞って学ぶのにおすすめ

まずは下記の動画を活用し、全体像を把握。ポイントを抑えることに集中する。(1.5~2倍速で見るのがおすすめ。)寝ながら楽に眺める程度でよい。

※最初に書籍で学習してしまうと、インプットに時間がかかり、挫折しやすかったりする。

▼関数の動画

www.youtube.com

▼ショートカットの動画

www.youtube.com

 

 

2.関数・ショートカットの参考書籍を流し読みする

広く・詳細にエクセルの全体像をつかむことが目的。「書籍」は網羅性が高く、頭の中の引き出しがかなり増える。

おすすめ書籍は、『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』と、『2時間早く仕事が終わる!!最新Excelショートカット・キー辞典』の2冊。これらを流し読みすることで、「頭の中に幅広い引き出しを構築すること」を目指す。

 

3.仕事現場で、逆引き書籍を利用しながら、体で覚える。

最後に、「逆引き参考書」を利用して実際に仕事で試す。体験から学べるため、記憶を定着させるのに向く。

最初は試すのに時間はかかるものの、翌日には「3時間かかっていた作業が30分でできるようになった!」など、小さな効果を実感できるはず。逆引き辞典のおすすめは、『Excel関数逆引き辞典パーフェクト』。手元に常に置きたい一冊。

 

「効果を実感すること」で、エクセル時短の習慣が次第に快感となる。

これが一番の狙い。この状態になると、関数やショートカットで時短する喜びが、更なる学習意欲を生む。煩雑な作業からの解放を、ゲーム感覚で味わうことができる。

 

4.(おまけ)慣れてきたら、「エクセルのプロ」の本で、プロジェクトを効率化する

上記が慣れれば、「複数人のプロジェクトで、どう効率的にエクセルを活用できるか?まで視野を広げる。外資系の投資銀行で活躍した著者が書いた、『ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた 外資系投資銀行のエクセル仕事術』がとても参考になる。この書籍の内容を社内推進できれば、会社全体の業務効率が格段に上がる。

 

  • 最も視認性の高いフォント・字の大きさ
  • 複数人で複雑なエクセルを管理するルール
  • 数値の検証に使うショートカット一覧

 

など、「エクセルでプロジェクトを極限まで効率化すること」を追求した書籍。最近では一番売れているようだ。なお、この方は大人気のセミナーも開催している。簡単なモデルを活用した投資シミュレーションなどをわかり易く説明してくれる。一度足を運んでみることをおすすめする。

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以上、エクセルの「ショートカット」「関数」を最短で身に着けること、に絞ってご紹介してみた。ご自身でも、部下がいる方への教育方法としても、試していただけると幸いだ。